ギャンブルで離婚のブログ

ギャンブルが原因で離婚することになりました

入店

会計を済ませ、エレベーターで1階に下りると

そこには沢山の人がマルハンの開店待ちで並んでいた。

それを横目に僕は向かいの細い道を歩いて途中右手に長い石階段を見ながら渋俺は、こっちかな?なんて思いながら目的地に向かった。


そう、僕の目指す所はエスパスだ!巷ではエスカスとも言われいるが渋谷の中ではまだ設定を使っている印象がある。(僕だけかもしれないが…)

エスカスに着いて僕は迷っていた。それは、スロット館に行くか新館にいくかで、この選択で今日の結果も変わると思う。

並びは圧倒的にスロット館の方が多い。新館の方は、パチンコパチスロ合わせての並びなんで

スロットの信頼度は、スロット館の方がよろしいようだ。

そして僕は決めた!「新館にしよ。」

そう、僕はなんやかんや居心地の良い方が好きなんだ。(そら、負けるわ)

そして10時になり人が店に入り出した。

全員が入るのを見届けて最後に入店した。


当時のラインナップは曖昧だが、僕が夢中になっていた機種は「モンスターハンター月下雷鳴」

プレイした事がある人は分かると思うが、通常時がホンマにクソでAT中がとても楽しい台だ。


僕は角台にひょこっと座り一万円を投入した。

その時はもうすでに借りた金という事も忘れプレイしていたのだ。

最初の当たりは、800ゲームそこらで、「よしよしリセットはされとるな。」なんて呑気に思い。そこで、準備中に「バーを狙え!」で嫌な予感は的中しペッコちゃんが出てきた。

何度も喰らってきたが3万近く入れてペッコちゃんは、モンハン打ちには一番辛い展開だ。


案の定ペッコに逃げられ(逃げられたらATは終了、討伐すれば継続。スロットやった事ない人からしたら呪文のようだが)

簡単言えば、3万入れて千円返ってきたという事だ。


そして僕は、同じ展開をもう一周して気がつけば7万近く負けていた。

ほんとにこの台は、一番楽しいが一番イライラする台だ。(台パンしそうになったのもこの台が僕のスロット人生で最初で最後だった)


「あかん、今日は辞めとこ」と思い僕は店を出た。

何時もならこれぐらいの展開で辞めたりせずに捲ろうと違う台やMAX機(パチンコ)に行くが、

今日は辞めた。それは、借りた金と思い留まった訳ではない。

そう、僕にはまだアレがあるんだ!


「渋俺だ!」そして僕はポチポチと携帯を押していた。「もしもし、風俗特報見たんですけど」