ギャンブルで離婚のブログ

ギャンブルが原因で離婚することになりました

スロット

安田記念が終わり、しばらくして

ある日秀吉君が僕に話しかけてきた。

「貴一さん、中野に良いスロ屋があるんですけど行きません?」


中野で、僕はピンときた。


「ジパングか?」


「貴一さん、知ってるんすか?」


「まだ四号機が有る頃行ったことあるわ」


僕が覚えているのは、確か一階に花田勝のスロットやよっちゃんイカのスロットが有り、地下に秘宝伝や、不二子やらがあった気がした。


「あんま覚えてないけど、有名な店やね。」


秀吉が、「最近知ったんですよ。いきません?」


「ほないこか。」


久しぶりに地元や渋谷以外で打つなとワクワクしていた。


記憶が少し曖昧だが、ジパングのラインナップを見ると、(ビンゴ、まどマギ、化物、オキドキ、ニューペガサス、ジャク、ハーデス、スタードライバーなどがあった。)


中野遠征当日、9時に中野駅に集合しそのまま店の前に並んだ。


抽選時間になるとすごい列になっておりスゲー人気店やねなんて秀吉に話していた。


いよいよ抽選となり、店員か持っている箱の中に手を突っ込んで一枚の紙を取り出した。


その紙に店員にハンコを押してもらいその場を離れた。


「抽選何番でした?」


「まだ見てない、何番やった?」


「僕もまだっす!」


「ほないっしょに見よか」


「モスで見ましょう。」と言われ近くのモスバーガーに入った。


適当なセットを頼み2階の喫煙室に入った。


せーので出そうという事になり、二人で

「せーの!」と紙を出した。


僕が110番位で秀吉が14番だった。


秀吉はテンションが上がり!

なんかもう勝った気分でいた。


まどマギ行くっす!まどマギ行くっす!と何度も言い。


「貴一さん、何座るんすか?」


「分からん、適当に座るわ」

とええ時間になったので再びジパングに向かった。


10時になり続々と入店しているのを見ながら

何打と?と考えながら店に入った。


入ってみると、人だらけでどの台もおさえられていた。空き台はジャグとかよくわからん台で


誰も座らないジャグに座って。


お金を入れていた。


その時僕は、ジャグラーはあまり好きじゃなく、空き台ないかなとウロウロしながらジャグラーを回していた。


ガコッと音を立て光るランプを見ても興奮しないし、ペカッと光るランプも「あっ入った」


ぐらいの感覚。


12時を回り、空き台を探しついでに秀吉を見に行くと、何度も液晶のヒロインを触りながら

打っていた。

僕が近づくと、秀吉は「設定よくなさそうです。」

と言ってきた。「ほなやめたら?」

と聞くと、「辞めれないっす」


「レベル上げてますし」と液晶の表示がマイスロ登録されておりレベルが上がるとなんか変えれるらしかった。


ジャグのコインも飲まれ(投資は2千円)


空き台も無いので途方に暮れていた、

店では ゴーイングステディの曲がやかましく聞こえた。


秀吉に、「渋谷行くけど行かん?」


と一応聞いてみたが予想通りの答えだった為


中野駅を後にした。


電車に乗り渋谷に行こうと思っていたが

乗り換えるのが面倒になり


新宿に行くことにした。


P-Worldと風俗特報を見ながら…